生命領域の実践

   前期公開授業研究会では,生命領域の実践を行いました。

本領域における主な見方は「多様性と共通性」です。

多様な生き物たちを知り,それらのもつ共通性に気付くことが

「生き物を学ぶ面白さ」「科学的に生物をとらえ直す面白さ」につながるのではないかと考えました。

   第3学年「植物の体のつくり」では,色や形,大きさなどがバラバラな学校に生えている草花と,オクラやニンジンなどの野菜を比較し,それらを仲間分けするための妥当な基準を探っていきました。

    「今まで気にしたことなんてなかった。でも,改めて見ると植物って面白いなと思った」

    「バラバラだと思っていた植物に,同じところがあるなんてとても面白かった」

    生物を学ぶことの面白さを,感じることができたかなと思いました。


豊かに学ぶ子どもたちの姿を求めて〜一人ひとりの未来を見据えて〜

今求められる学力という考え方ではなく,『一人ひとりの子どもが豊かに生きていくために必要な力』という考え方を基に(結局同じなのですが),日々の授業実践を深めていきたい。 その思いを共有できればと考えています。 山口大学教育学部附属光小学校 理科部: 宮﨑 洸佑・ 赤星 冴

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