エネルギー領域では,「量的・関係的な見方」が求められています。
関係的な見方は,理科のどの領域においても常に働いているものです。
「2種の事象の違いは何か?」「2種の変化の要因は何か?」など,仮説を立てる際にも,
「〜と関係があるのではないだろうか」と予想しながら仮説を立てていきます。
このような見方・考え方のとらえを基に,エネルギー領域の実践を行いました。
第3学年では,音が出ているときの物の震えを観察し,「音と物の震え」には関係があることを見出し,音を大きくすると物の震えが大きくなることから,「音の大きさと物の震え方との関係」をとらえていく子どもたちを目指しました。
実践では,スチロール玉を用いて振動を可視化することで,ぶるぶると震えるスチロール玉の動きから「音と物の震えとの関係」に関心をもてるようにしました。
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